2010年12月30日

生命保険の更新と私がファイナンシャルプランナーをこころざしたきっかけ

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私はもともとコンピュータ系のフリーライターです。ファイナンシャルプランナーとはまったく縁のない仕事です。それがFPの資格をとって開業までしようと考えたのは、今から何年か前のこと。生命保険の更新がきっかけでした。

保険料は変わらずに保障だけが大きくなる?

バブルの余韻が残っていた90年代に加入した生命保険があったのですが、40歳を目前として更新の時期が近づいていました。それで、保険外交員の方がうちにやってきて、「更新で保険料が高くなるから新しい保険に切り替えませんか」とすすめるのです。

普段は保険のことなど意識することもなく、銀行口座から保険料が毎月引き落とされるだけ。更新で保険料が高くなることも、保険外交員に教えてもらうまで気付かなかったほどです。親切にも新しい保険のパンフレットや見積書まで持ってきてくれました。話を聞いてみれば、更新で月1万円くらい保険料が高くなるはずですが、新しい保険に切り替えれば保障が大きく、保険料も今と同じくらいになるということ。

さらに介護にも対応できるし、老後の備えもできる。わざわざ二人の保険外交員さんが我が家まで来てくださって、「新しい保険は進化してるんですよ」と説明してくれます。まあ更新まで半年以上の時間があるので、そのときは「考えておきますよ」と引き取っていただきました。私の心の中では「そんなにいい保険なら切り替えてもいいかなあ」という気分になっていました。

情報を持っていないとコロッとダマされる

しかし、すぐに「何かおかしい」と気付くことになります。それから毎週のように保険外交員さんが「新しいプランを持ってきました」「はやく手続きしませんか」と我が家にやってくるようになったのです。どうして切り替えを迫るのか? 何か裏があるのではないか?

だいたい保険会社として、保険を切り替えさせることに何の利益があるのかが不思議です。保険料は据え置きで保障が大きくなる。保険会社としてメリットがないものに対して、保険外交員が何回も我が家に訪ねてくる。人件費だってかかっているわけですよ。

たぶん3回目か4回目に来ていただいたときだったと思います。私は正直に聞いてみました。「保険会社のトクにならないことを、なぜそこまで熱心にすすめるんですか? 保険の切り替えをすすめる本当の理由は何なのですか?」 そこで返ってきた答えが「お客さんによろこんでもらいたいから」というもの。

アラフォーの大人がそんな言葉を信じられるわけない。そういうわけで、「だまされちゃかなわない」と保険の本を買い込んだりして勉強を始めることになったのです。ふりかえってみれば、あの保険外交員さんが私の人生を変えたのかもしれません。



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