貯金を増やすには、まず毎月の固定費を見直すところから始めよう株アレルギーを克服しよう。銀行預金も年金も株で運用されている

2011年01月10日

長期的に収入を増やすためには自分への投資も必要です

貯金をふやす方法は3つあります。

  1. 支出を減らす。節約した分を貯蓄する。
  2. 収入を増やす。余裕ができた分で貯蓄する。
  3. 現在の貯金を育てる。うまく運用して貯蓄を殖やす。

支出の削減には限界がありますよね。いくら切り詰めても、衣食住にはある程度のお金が必要です。そこから貯金を増やしていこうとすれば、収入を増やすしかありません。

アフィリエイトやネットオークションなどで小銭をかせぐのもいいですが、もっと長期的な視点で収入を増やすことを考えたいところです。

特に20代の間は、せこせこと節約につとめるより、自分自身に投資することを考えた方がいいと思います。自分の仕事の専門性をより高めるために資格を取ってもいいでしょうし、あえて自分の専門とは別の分野の勉強をするのもいいでしょう。しかし、自己投資はしばしば自己満足に陥りがちなので、自己投資が自分にとってどのような意味を持つのか、つねに客観的な目でふりかえってみる必要があります。勉強するだけで満足するのでなく、それを自分の人生にとってプラスに変えていこうという意欲を持ち続けなければなりません。

定年後も働き続けるためには今から準備が必要

30代以降も自分の価値を高めることを考えるべきです。サラリーマンの場合、これまで60歳の定年までがんばって3000万円くらいの貯金(退職金を含む)をつくっておけば、後は年金で悠々自適の老後が待っている、なんて考え方もありました。しかし、これからは給料が上がらずに貯金を積み上げるのが難しく、もしかしたら退職金が出るかどうかも分かりません。さらに、年金の支給年齢が引き上げられたり、支給額が削減されるおそれもあります。

「60歳で引退して、後は優雅なセカンドライフ」なんて未来を描ける人は少数派です。定年の後も働き続けることを前提にライフプランを設計せざるをえません。その場合、自分の会社の仕事しかできないのでは、退職後に新しい仕事を得るのは大変です。なるべくはやい時期から、退職後の生活をどう設計するのかを考えたおいたほうがいいと思います。また、より良い条件を求めて転職するとか、定年を待たずに独立するという選択肢もあるでしょう。



トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

貯金を増やすには、まず毎月の固定費を見直すところから始めよう株アレルギーを克服しよう。銀行預金も年金も株で運用されている