2011年01月20日

無料の保険見直しサービスがなぜ成立するのか? 保険料の半分が手数料という話も

ネットで調べてみると「無料で保険診断」みたいなサービスがいっぱい見つかります。一方、独立系のファイナンシャルプランナーに相談すると、安くても数千円の費用がかかります。当然のことながら、無料のほうに頼みたくなりますよね。私もそうでした。

しかし、無料サービスはなぜ無料で成り立っているのか。人間は誰しもカスミを食って生きていくことはできないので、どこかで利益を上げないといけないわけです。私は無料サービスの中の人ではないので、あくまで想像ですが、保険会社から支払われる手数料が無料サービスの収益源になっているのでしょう。

無料の看板で顧客を集め、契約を成立させることで手数料を得る。こういう構図がある限り、診断結果として「見直しは必要ありません」「保険自体に入る必要がありません」という答えは出にくくなります。自分を相談員の立場において見れば分かります。収入を増やすには、顧客の現在の保険を解約させ、新しい保険を押し付けるのがもっとも効率的です。しかも不安感をあおって、複数の保険に加入させることができれば最高です。

先日、ネットサーフィンしていたら、こんなページを見つけてしまいました(http://www.seihokakuzuke.com/gaikouin.htm)。保険募集人のコミッション率らしいです。保険料払い込み期間が10年間であれば、初年度の保険料の50%が手数料として支払われるとのこと。年間10万円の保険料であれば5万円の手数料です。さらに2年目以降も率は下がりますが手数料が発生しています。もしこれが本当だとしたら、けっこうな手数料収入がありますね。無料で相談を受け付けても十分に収益を上げられそうです。

無料の保険診断をすべて否定するつもりはありませんが、なぜ無料でできるのかを分かった上でサービスを利用したいものです。いくつもの保険会社の商品を扱っていて、「中立的な立場から最適な保険をおすすめします」みたいな看板をかかげていても、実は最初から売り込みたい保険(要するに手数料が高い保険)が決まっているかもしれません。



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