2011年01月26日

70歳以上の高齢者の自動車保険が高くなる。かわりに若い世代は保険料が安くなる。注目されるのは高くなる部分だけ

損保ジャパンが自動車保険の保険料を値上げすることが報道されたのは1月6日のこと。その後、自賠責の値上げも決定されたようで、まだこんな記事(http://www.j-cast.com/2011/01/25086291.html)が出てくるくらい注目度が高いようです。要約すると「損保ジャパンは全体の保険料を1.5%の値上げするが、70歳以上では値上げ幅が8%以上になることもある。他の大手損保も追従する見通し」とのこと。

実は損保の代理店の人から、年齢別の保険料試算表を見せてもらいました。それはニュースなど報道から受けるイメージとまったく違ったものでした。ニュースだけを見ていると「保険料が高くなるけど、特に高齢者の上げ幅が大きい」としか受け取れませんが、保険料が安くなる年齢層も多いのです。

新しい料率では10歳刻みで保険料が違ってきますが、日常・レジャーで車を利用するユーザーにとっては50歳代以下だとおおむね保険料が安くなるようです。条件によっては22.8%も下がることがあるみたい。70歳以上は確かに保険料が高くなっていますが、それもゴールド免許で日常・レジャーなら値上げ幅は4.4%です。大きく値上げされるのは、70歳以上で業務使用、ブルー免許という条件です。あくまで、ある条件での試算なので条件が変われば数字も違ってきますが…。

「高齢者だけ保険料を値上げするのはけしからん」というのであれば、これまでも外資系の保険会社など年齢別に保険料を設定していたところがあったわけで、遅れて年齢別の保険料を導入した保険会社を批判するのもおかしいような気が。

「年齢別がけしからん」というなら、すべての年齢で同じ保険料にすればいいのか? 今まで大手損保は若い世代だけ高い保険料を設定していて、35歳以上はすべて同じ割安な保険料を適用していましたよね。民間の任意保険がリスクに応じて保険料を設定するというのは正しい方向だと思います。



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