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2011年02月05日

もしタイムマシンが発明されたら、昔の自分にどんなアドバイスをしたいですか?

もし今タイムマシンが発明されて、20歳だった過去の自分にアドバイスできるとすれば、言いたいことはいっぱいあります。仕事のやり方やお金の使い方、友だちとの付き合い方などいくら時間があっても足りません。でも、ひとつしかアドバイスができないとすれば、やはり「健康」にまつわるアドバイスです。

30代や40代なら仕事やお金の失敗はなんとか取り戻すことができると思います。事業に失敗して億単位の借金を背負うなんてことがあるかもしれませんが、それはそれで面白い人生かも。しかし、健康をそこなうと取り戻すことができず、その後の人生にきわめて大きなマイナスとなります。糖尿病だとか腎不全とか狭心症といった病気をわずらうと、治療にお金や時間をとられるし、生活の質が低下するのも避けられません。

しかし、ほんの小さな病気でも意外に大きなダメージがあります。これは20歳の自分は想像すらできなかったこと。たとえば、30歳くらいのとき、歯をみがくと出血するようになったのですが、そのときは「歯ブラシが合わないのかなあ」くらいにしか思っていませんでした。その1年くらい後にたまたま親知らずが痛くなって歯医者に行ったところ、かなり歯周病が進んでいるとの指摘が。

「歯槽骨(歯の土台になる骨)の本来の位置はここで、あなたの場合は歯周病のせいで骨がここまで下がっている」なんてレントゲン写真を見せられたときは本当にびっくりしました。幸いなことに半年くらい歯医者に通って歯周病を治しましたが、もし親知らずが痛んでいなかったら歯周病で歯が何本かなくなっていたかも。しかも30代という若さで。

だから、「しっかり歯をみがいて、半年に一回くらいは歯医者で歯石を取ってもらえ」というのは20歳の自分にぜひ贈りたいアドバイスです。もし歯が抜けたら、入れ歯で不自由な思いをするか、一本何十万円もの費用でインプラントをするしかありません(相場は30~50万円)。

他にも、あまり跳んだり跳ねたりするとヒザの軟骨がすり減るとか、何も考えずに飲み食いしていると高コレステロールで動脈硬化が進むとか。体は消耗品で、無神経な使い方をしていると回復不能なダメージを受けることがあるんです。タイムマシンで昔に戻れれば自分にうるさく言いきかせたいところですが、もし実現したとしても昔の自分は「うるさいオヤジだなあ」としか思わないんでしょうね、きっと。

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河田 克之

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