2011年02月10日

10年ぶりに新聞をとることにしたけど、新聞広告で目にするのは怪しげな金融商品ばかり(笑)

実は今まで10年くらい新聞をとっていませんでした。ライターとして新聞社(および新聞社系列の出版社)から仕事をもらっていたにもかかわらず…。しかし、ファイナンシャルプランナーとして仕事を始めることから、「日経くらい読んでおいたほうがいいかな」と今年から新聞をとりはじめました。

久しぶりに毎朝新聞を読むようになってびっくりしたのが、記事ではなく、広告でした。なんとまあ、いろんな金融商品の広告があることか。それも外面はきれいにとりつくろってあるけれど、リスクがかなり高そうなものばかりです。「みんな、こんな紙面を見て、金融商品を選んでいるんだ」と勉強になりました。

たとえば、今日の朝刊にあった某銀行の仕組預金(http://www.aozorabank.co.jp/kojin/products/saving/shikumi/excellent/efv/)。10年間の定期預金なのですが、金利が少しずつ上がっていきます。最初は年0.70%で10年目は年1.20%と今としては高めの金利ですね。

しかし、途中解約すると元本割れする可能性があります。もしインフレで金利が急上昇しても途中で解約はしにくい。たとえ数年後に年5%なんて金利になったとしても現在の低い金利で固定されています。しかも4年目以降は銀行側が一方的に繰り上げで満期にできるという特約付きです。デフレで低金利が続いたとき、銀行としては高い金利を払うのが不利になるので一方的に解約できます。

「満期日繰上げ特約付き定期預金」というもので、ミドルリターン・ハイリスクの金融商品です(いやローリターン・ハイリスクかも)。じっくり考えれば銀行ばかりが有利で、預け入れる側は圧倒的に不利なことが分かるはず。でも、今の低金利では年0.70~1.20%という数字が魅力的に見えるかもしれません。

ちなみに今買える10年新発国債は年1.20%です。某銀行の仕組預金は当初年0.70%なので、これなら国債を買った方がずっとましですよね。まあ、今は「国債バブル」と言われている状態なので、利率が低い今の国債を買うのは賢い選択とは思えません。



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