2011年02月15日

自営業者は「確定拠出年金」「小規模企業共済」「国民年金基金」の3つをフル活用しよう

昨日は「自営業の人が積み立て投資を始めるなら確定拠出年金を活用しよう」という話をさせていただきました。しかし、その他にも自営業の人が活用できる制度はいくつかあります。

  • 確定拠出年金
  • 小規模企業共済
  • 国民年金基金

いずれも掛金が所得控除されるので、所得税や住民税(場所によっては国民健康保険)が安くなります。私はこの制度を知らなかったので、会社を辞めてから10年近くもこれらのおトクな制度を活用できず、高い税金を払い続けていました。もしタイムマシンがあったら会社を辞めた時点まで戻って、このブログの内容を昔の自分に教えてやりたいですね。

さらに税金が安くなる他にもメリットが。もし加入者が亡くなった場合は、それぞれの制度から遺族に一時金が支払われます。確定拠出年金なら亡くなった時点での資産残高がそのまま支払われますし、小規模企業共済や国民年金基金も掛金に相当する額(加入期間によって額は上下します)を受け取れます。

たとえば、3つ合わせて月8万円の掛金を払っていた場合、加入してから10年後に亡くなったとすれば1000万円前後の一時金を受け取れるわけです。生命保険に加入する場合はその分だけ保険金額を引き下げれば保険料を節約できます。掛金が積み上がるにつれて遺族が受け取れるはずの一時金も増えるため、保険料が割安な逓減定期保険(時間の経過とともに保険金額が減少していく)を使うという手もあります。

また、小規模企業共済には契約者貸付制度があります。病気やケガで働けなくなったとき、事業の資金繰りが苦しいとき、新規事業を開始するために資金が必要なときなど、低利で借り入れができます(ただし、払い込んだ掛金の範囲で)。担保や保証人は不要で、現時点では年0.9%という低利です。

そういうわけで、もし自営業者が「老後もみすえて資産運用しようか」というときは、これらの制度をフルに活用することをおすすめします。「ポートフォリオ」というとどうしても株や債券に限定しがちですが、年金や共済までポートフォリオに含めて配分を考えた方がいいでしょう。私の場合、証券会社で投資信託の積み立てもやっていますが、小規模企業共済と国民年金基金は元本割れのない安全資産と見なせるため、それ以外は株式を中心としたハイリスクハイリターンの商品で運用しています。



トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。