2011年02月22日

自分の死亡保険金の使い道を指定できる「生命保険信託」

「生命保険信託」という商品があります。死亡保険金の受取人や受け取りの方法を指定するだけでなく、保険金の使い道を指定して、実際にその通りに使われているかをチェックすることもできるらしいです。プルデンシャル生命保険と中央三井信託銀行の提携によって2010年7月に生まれたサービスですが(http://www.prudential.co.jp/insurance/inquiry/feature/feature04.html)、毎日新聞の記事によると2011年1月にこのサービスの初契約が成立したとのこと(http://mainichi.jp/select/biz/news/20110216k0000m020078000c.html)。ダウン症の子どもを持つ親御さんが、自分の死後も子どもが安定して生活費を受け取れるように契約されたようです。

2011年4月には、りそな銀行とアリコジャパンも同様の生命保険信託をスタートします。通常の生命保険でも受取人を指定できますし、一時払いか年金払いかを選択できます。しかし、生命保険信託であれば「子どもの学費」「兄弟の生活費」と使途を限定することも可能です。また、受取人は法定相続人に限らないので「特定の団体を支援したい」と死亡保険金を寄付するような用途にも利用できます。

「残された家族のために」と生命保険に入っていても、実際には相続のトラブルで本当に必要な人にお金が渡らなかったり、せっかく受け取った保険金をうまく活用できずにすぐ使い果たしてしまうなんてことも少なくないようです。まだ始まったばかりのサービスであり、今後の展開に注目したいですね。できれば、富裕層向けのサービスではなく、誰もが使いやすいサービスとなってほしいところです。



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