2011年04月19日

効果的な節電方法を考えるために電気代の計算方法を理解しよう

いろんな方と話をしていて気づいたのですが、電気料金の計算方法を知らない方がいらっしゃるようです。「節電」といっても電気料金の求め方を知らないと、節電の効果的な方法も考えられないはず。たとえば、「消費電力100W(ワット)のテレビを3時間見続けたときの電気代」を求めてみましょう。

電気代は電力会社ごとに違いますが、東京電力の場合はこちらのページを見てください(http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/data/chargelist/chargelist01-j.html)。一般の住宅は「従量電灯B」の契約です。「電力料金単価」のところを見ると「1kWhにつき17円87銭」とあります(実は使用量が増えるほど単価が上がっていきますが、今回はもっとも安い単価で計算してみます)。

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「1kWh(キロワット時、キロワットアワー)」というのは電力量を表す単位です。「1kWh(1000Wh)」は1kW(1000W)の電気製品を1時間使い続けたときの電力量です。「h」というのは「時間」のことですね。消費電力「W」と時間「h」をかけ算したのが電力量「Wh」です。たとえば、消費電力1000Wのドライヤーを1時間付けっぱなしにすると電力量1kWh(1000Wh)になるため、電気代は17.87円ということになります。

「消費電力100Wのテレビを3時間見続けたときの電気代」であれば、電力量は100W×3h=300Wh(0.3kWh)になります。電気代は17.87円×0.3=5.361円ですね。つまり消費電力(ワット数)と使用時間が分かれば電気代が計算できます。「電気ポットの保温モードの消費電力が50Wで、半日(12時間)保温をし続けた電気代」は、50W×12h=600Wh(0.6kWh)。電気代は17.87円×0.6=10.722円です。

消費電力が小さくても利用時間が長いと意外に電気代がかさみます。「無線ルーターと留守番電話の消費電力が合計10Wの場合、一カ月にかかる電気代」を求めようとすれば、電力量は10W×30日×24時間=7200W(7.2kWh)。電気代は17.87円×7.2=128.664円になります。

こうして積み上げていくと一カ月の電気代が求められるのですが、難しいのは電気製品の実際の消費電力は取扱説明書に書かれている数値とは違うところです。テレビは明るさをおさえると消費電力が小さくなるし、エアコンも動き始めと送風状態では消費電力が違ってきます。実際の消費電力を知るには「ワットチェッカー」のような機器を使います。私も持っていますが、いろんな機器を測ってみるとそれだけで面白いです。

ワットチェッカーはその瞬間の消費電力を測るだけでなく、電力量を測定することもできます。ずっとワットチェッカーをつないでおくと「×kWh」という形で電力量が表示されるので、あとは単価をかけ算すると電気代が分かります。

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