2011年05月23日

株に長期投資すればもうかる時代は終わったのか?

日経電子版のマネーセクションに「株、「長期投資の時代」は終わったか」というコラムが掲載されました。日本株について見ると、「株式は長期の資産運用に適した手段」とは言えないという話。そんなこと、日経平均やTOPIXのチャートを見れば一目瞭然ですね。バブルの頂点で買ったひとはいつまでたってもマイナスです。

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リスクプレミアムを考えれば、株価と配当利回りを加えるとリターンはプラスになるはず(バブルみたいな特異点を除けば)。でも、この20年間でほとんどリターンが得られないということは、経済がシュリンクしているか、存在すべきではない企業(資本主義のルールにのっとっていない企業)がたくさんあるかのどちらかなんでしょう。

コラムにもあるように、これから日本は人口が減るし、国内市場の拡大は見込めず、GDPが成長する見通しもない。「多くの年金基金のように指数連動型のパッシブ運用で東証1部の全銘柄に投資し、長期に持ち続ける従来型の方法では、低成長の国の株式市場では大きなリターンは期待できそうにない」というコラムの主張には同意します。

チャートだけ見て「今は安そうだから日本株を買っておこう。いつか上がるだろう」みたいなやり方は絶対にやめた方がいいと思います。でも、世界経済ということで考えれば、まだ人口は増えるし、トータルで経済の規模は拡大していくのは確実です。新興国も含めて分散投資をするのであれば、バイ&ホールドで長期保有するという戦略は依然として有効だと私は見ています。



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