2012年02月20日

e-taxのバカバカしさと税務署のあきれた態度

確定申告の季節がやってきた。去年まではe-taxで申告をしていたが、今年から書面での申告に戻すことにした。e-taxとは国税庁のサイトからコンピュータを使って申告書のデータを送信するもの。e-taxによる初めての申告では4,000円の電子証明書等特別控除を受けられる。

要するに初めてe-taxで申告するときは所得税が4,000円安くなる。2年目以降は税金が安くなると言うメリットはないけれど、医療費控除を受けるさいの領収書を提出しなくてもいいとか、還付金が速く戻ってくるという利点がある。

だが、e-taxで必要となる電子証明書(住基カードのICチップに書き込まれている)は3年という有効期限がある。私は3年前に電子証明書を取得したので、今年の確定申告では電子証明書の更新手続きをしないとe-taxで申告できない。それには区役所まで出向いて手続きするだけでなく、500円の発行手数料まで必要となる。

わざわざ時間とお金を使ってまでe-taxで申告しようと思うのは、よほど奇特な人だろう。3年に一度はe-taxの控除を受けられるようにすべきではないだろうか。せめて電子証明書の発行手数料くらいは補填してくれないと、誰もe-taxを選ばなくなる。政府はe-taxを普及させようという気がないようだ。

それよりも、個人の申告で電子証明書まで必要なのだろうか。書面で申告する場合、郵送で申告書を送ってもかまわない。また、税務署の窓口で申告書を提出するときも、身分証明書などの提示を求められることはない。なぜe-taxだけ電子署名署なんて面倒な仕組みで本人確認をするのか。パスワードなどもっと簡便な方法でも問題はないはず。そもそも誰がどういう目的で私になりすまして申告書を提出するというのか。

税務署に申告書を出すとき、窓口の人にこうした意見を述べた。そうすると「お年寄りなどは税務署に出向く必要がなくなる」「我々もがんばっています」なんて意味不明の答えが返ってきた。郵送でも申告できるならe-taxである必要はない。こちらはシステムがおかしいんじゃないかと意見を言っているのであって、あんたたちががんばっているかどうかなんて関係ない。

民間であれば、こうした意見が寄せられたとき、「貴重なご意見をありがとうございます。今後のサービス向上のために参考にさせていただきます」と言うのが普通だろう。利用者の意見に対して「がんばっています」なんて答える会社なんて考えられない。やっぱり役所は感覚がずれている。思い上がりもはなはだしい。

 

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弥生 2011-12-02
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at 00:32│Comments(0)TrackBack(0)雑記 
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