FP技能士試験の「6つの係数」は図を使うと覚えやすい「若い世代は国民年金は払い損」はウソ。フリーランスなら未加入の方が損をする

2012年07月15日

フリーランスにおすすめ。「ひかり電話」なら3つ以上の電話番号を持つのも簡単

自宅で仕事をするフリーランスであれば、個人用の電話番号の他に、仕事用やFAX用の電話番号があれば便利なもの。それぞれ別々に電話回線を引くと、3回線なら基本料金だけでも5000円前後になります。また、集合住宅では回線を増やすことができないことも。

そこでおすすめしたいのが、NTT西日本/東日本が提供しているIP電話サービス「ひかり電話」です(http://flets.com/hikaridenwa/)。仕事用の電話番号を増やす方法としては信頼性が高く、おそらくコスト面でももっとも安くすむと思います。

「ひかり電話」は光ファイバ「フレッツ光」のオプションであり、月額基本料525円(フレッツ光の利用料は別途必要)でこれまでの加入電話と同じように使えます。IP電話と言えば「050」で始まる電話番号を思い浮かべますが、ひかり電話は「03-1234-5678」の形式です。MNPでこれまで使っていた電話番号を引き継ぐことも可能です。

ひかり電話のオプションの「マイナンバー」を契約すれば、月105円で追加の電話番号をもらえます。最大5つまで電話番号を増やせます(http://flets.com/hikaridenwa/service/mynumber.html)。メインの電話番号についてはMNPで現在の番号を引き継ぐことが可能ですが、残念ながら2つ目以降の番号はMNPできません。新しい番号に変わってしまいます。

家族やスタッフの数が多いときは、オプションの「ダブルチャネル」(月210~420円)も契約しておきましょう。標準の状態では複数の電話機をつないでも、通話ができるのはどれか一台だけ。ダブルチャネルを付けると同時に2台で通話できます。

ひかり電話で3つ以上の電話機をつなぐ方法

3つ以上の電話番号を使うときに問題になるのが、どのように電話をつなぐか。「ひかり電話」では専用のアダプタに電話機をつなぎますが、アダプタには2台しか電話機をつなげません。3台目以降の電話機をつなぐには、次のような方法があります。

  1. IP電話機を使う(ひかりパーソナルホン「WI-200」など)
  2. スマートフォンにIP電話アプリを入れる(「AGEphone」など)
  3. モデムダイヤルイン対応機器を使う

いちばん良いのがIP電話機を使う方法ですが、値段が高いところが難点です。安価な製品がなくはないんですけど、NTTが動作保証していないし、正しく動作するようにうまく設定するには知識が必要です。

安くすませるには、スマートフォン(iPhoneやAndroid機)に「AGEphone(エイジフォン)」というアプリを導入します(http://www.ageet.com/download.htm)。あらかじめ無線LANを導入しておき、スマートフォンを無線LANでつなげば、スマートフォンをコードレス電話のように使えます。

ただし、この方法にはひとつ大きな欠点があり、動作が不安定なのです。気づかぬうちにアプリが異常終了していて、電話を受けられないなんてこともしばしば。

安定性では3つ目の方法です。モデムダイヤルインに対応した電話機(子機付き)を利用すると、「電話番号1にかかってきたときは親機を呼び出し、電話番号2なら子機1、電話番号3なら子機2」と電話番号と電話機を対応付けることができます。うちではパナソニックの「VD-GD51DL」(http://panasonic.jp/phone/gd51/)という電話機を使っています。

しかし、この方法にも難点があります。こちらから発信するとき、相手に通知される電話番号はどれかひとつに決まってしまうのです。どの番号を通知するかは、ひかり電話のアダプタで指定するようになっています。また、鳴り分けはできますが、着信履歴や留守番応答などはすべての番号で共通になります。

いろいろ迷った結果、うちでは2と3の方法を組み合わせることにしました。着信には信頼性が高いモデムダイヤルインの電話機を使い、番号を通知して発信するときはスマートフォンのアプリを利用しています。

 

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