2011年05月02日
メルモちゃんに教わったお金の大切さ
金銭感覚は子どものころに形成されるので、親にとって子どもの「お金教育」はとても重要だと言われます。私が自分の親に感謝しているのは、お金についてきちんとした教育をしてくれたこと。たとえば、お年玉をもらったら、それをすべて使わずに銀行に預金させられました。私が子どものころは普通預金の金利も高かったので、「銀行に預けるとお金が増えるんだ」と子ども心にも理解でき、大人になってからも給料をぜんぶ使ってしまわずに計画的に貯金をする習慣ができたのだと思います。
お金に関連して今から思い出すのが、メルモちゃんのキャンディーです。メルモちゃんは性教育のアニメと紹介されていますが、私にとっては節約の重要さを教えてくれたアニメでした。魔法のキャンディーがだんだん減っていくのが、アニメを見ながらとても怖く思えたことを覚えています。けっきょくメルモちゃんはキャンディーを使いきらず、最後まで赤いキャンディーと青いキャンディーを一つずつ残しておくんですよね。子どもの頭で「大事なものは計画的に使わないとダメなんだ」と思って、それがその後の金銭感覚につながっているような気がします。
同じ年齢で同じ給料をもらっていても、貯金の額はみんな大きく違っていますが、たぶんその子どものころに植え付けられた金銭感覚で決定づけられるように思います。もっと子どもへのお金教育について真剣に考えた方がいいかもしれません。日本では「お金について話をするのははしたない」みたいな考えがありますが、そういう考えから脱却する必要がありそうです。
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